スマートフォンのベンチマークは信用できない?アジアメーカーの実態 [Android]
スマートフォンが発表、もしくは発売されると大手メディアなどがベンチマークテストの結果を公表し、前モデルより〜、とかスコアが〜超えとか報じていますが、どうやら信用度はほぼ皆無と言っていいのかもしれません。
ガジェット速報さんの記事にてAndroidメーカーのサムスン・HTC・ASUS・LGなどの端末がベンチマークテスト時にのみ作動するいわゆる「不正」が発覚したと報じています。
Android端末のパーツ自体はほぼ横並びし他社メーカーとの差別化が難しくなってきたため、もしくはメディアによって端末のベンチマークが公表され、ベンチマークの善し悪しが製品の善し悪しのように取りざたされることも多いため、各メーカーがベンチマーク時に性能がブーストする機能を持たせ自社製品を良く魅せようとしているのかもしれません。
注目したのはいわゆる不正を行っているメーカーがアジア圏ばかりだということ。アジアメーカーを中心にテストされているだけかもしれませんが、Google謹製の「NEXUSシリーズ」やGoogle傘下のモトローラの端末には不正がみつかっていません。
また韓国サムスン電子の製品は大手ベンチマークにほぼ全てブースト機能を乗せているとのこと。冬モデルとしてauやドコモから発売予定の同社の「GALAXY Note3」は7種類中6種類のベンチマークテストで不正を行っていたことが判明しています・・・これは非常に残念であり、信用が地に堕ちてしまう結果となっています。
個人的にはベンチマークなんて意味のないもの、製品の使い勝手が良ければ気にしないものではありますが、ベンチマークは製品の使い勝手を推測するひとつの指標の面もあるため、各メーカーには外面を取り繕う(性能をごまかす)不正を行う暇があれば製品の向上や新しいアイディアの発明に努めて欲しいものです。
2013-10-03 09:28
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